「回復期」という時期は、リハビリによる機能回復のために最も大切な時期であり、最大限の治療時間を費やすことのできる時期です。 しかし、思いもかけない発病や受傷によって患者さまのみならずご家族の生活にも大きな影響を及ぼすため、身体的、心理的にもご負担が生じやすい時期でもあります。 このような状況から1日でも早く「日常」を取り戻していただくために、リハビリによる機能回復を中心とした様々な専門知識・技術を駆使し、患者さま・ご家族と一緒に私たちスタッフが一丸となって入院生活をサポートします。
「生活そのものがリハビリ」を合言葉に、当院のリハビリは365日年中無休で行い、患者さまの早期日常復帰へ必要とされるチーム医療を全力で提供する体制を整えています。 リハビリ部は、セラピストがそれぞれの専門知識や技術を高めるために、院内外での勉強会・研修会への参加、研究活動を積極的に行い、リハビリテーション部全体のスキルアップを目指しています。
1日最大量の運動(立ち上がりや歩行など)を通して、日常生活動作の自立に向けた効率の良いリハビリテーションを提供します。 そのために必要な患者さまには各種装具をできるだけ早く作製します。
特殊手技や科学的根拠のない手技ではなく、確立している手技・方法を用い、患者さまお一人おひとりの難易度に応じたプログラムを立案し、動作練習中心に実施します。また、できるだけ早期の経口摂取や生活指導、自主練習指導なども実施します。
退院後の生活をイメージして最適な住宅改修、福祉用具を提案し、地域での生活につなげるように努めます。
患者さま、代理人の方への説明は、わかりやすい言葉で伝えます。
入院生活そのものをリハビリとして捉え、院内外の他職種と連携して、住み慣れた地域での安心できる生活へ円滑に移行できるようにお手伝いします。
これらの実現のために日々、自己研鑚に努めます。
経験年数比率
(2024年4月1日時点)
リハビリテーション部の新入職研修は、座学だけではなく実技やグループ研修を行います。 専門的な知識だけではなく、社会人として、ならまちリハビリテーション病院の職員として 必要な品位・知識をしっかりと学び、患者さまに信頼されるセラピストを育成します。
最新の情報から過去の実績までご覧いただけます。